かじおのやじ

地震カミナリ家事親父。こだわりのない日々の生活をつづります。

家事夫の句 父の日

今日は父の日。

子どもは3人いますが、別段いつもと変わりありませんでした。それもよし。

 

 こんなおじさんが久留米市図書館にいらっしゃったんです。まあ、いいじゃん。

   乳首あり父の日のポロシャツに透け  家事男  

 

同じ人です。

   父の日や脂もじっと腹にため   家事男

 

 「日ごろは言えない感謝の気持ちを〜」って聞くと、「言えよ」って思う。

   父の日や日ごろ感謝は言えぬらしい   家事男

 

蟻がそろそろ出てきました。夏です。

    蟻生きよ掃き出す軒の先に朝  家事男

 

今日から、カジスキーを改めて家事夫(かじお)にします。カジって変換したら一番に「火事」で、なんか不謹慎かなと思いました。

カジスキー句 六月

今日は次男坊の誕生日!

9歳の誕生日おめでとう。兄弟の中では一番気を遣うことができる優しい子です。気を遣わせすぎているんじゃないかと心配です。本当にいつもありがとう。

 

      六月に誕生日ありやさしい子

 

実は数日前から準備をしてきたのに、昨日車で事故を起こしてしまい(駐車場での接触)、水を差してしまった。ごめんなさい。

      梅雨曇り頬引きつらせ声震へ       

カジスキー句 最近目についた景色

 通勤途中の小郡から筑紫野にかけての平野は麦畑から田んぼに変わりつつあります。田んぼになったばかりの稲田でみんなで朝ごはんを食べていました。

     一枚の田に白鷺の集ひけり

 

     麦畑のぱたぱたぱたと田に変わり 

 

季節がら目立つよな。

     粧ひた看護学生梅雨曇り

 

 季語がないか ↓ 。

     ぼた山の夕陰に入る一両車

 

朝のお気に入りは息子との散歩。コミュニケーションです。

     陽をふくむ梅雨雲覆ふ散歩道

 

 

梅雨入り

九州地方、梅雨入りです。

初夏の気持ちいい天気で一句詠もうと思ってたのに、あっという間に梅雨だよ。最近、俳句脳が枯れ気味だしなあ(もともとしょぼい脳ミソですが)。あんまり時間がなくて初夏の季語も追えてないしなあ。とりあえず、ゆっくり梅雨を楽しむとしよう。雨は嫌いじゃないから。

でも、家事的には洗濯物がシャキッと乾かないのはストレスだな。

     どこまでも雲ばかり雨ばかり愚痴ばかり 

 愚痴るのはやめとこう。

カジスキー句

今日は飯塚から福岡市までタクシーに乗って移動しました。

車中で感じたことです。

      夏草を分けて流るや穂波川

 

     舗装せぬ岸をさわり川流る 

 

     夏草や何万のうらおもてかな 

 

     サイダーのかたまりのどにつかえ飲む 

 ゴ、ゴ、ゴクン。

     日の高い夕陽に惑う皐月かな       

 

     冷房より出でて身ぬるい夕日かな 

福岡市。 

     コンクリの建物岸辺道暑し 

 

 

なんかうまくいきません。

カジスキー句 

      気づけばひねもすエアコンの下やね

 そうやね。

五月はあっという間に過ぎた、と毎月言いながら年を取っていくわけですが、あっと過ぎました。気づけばすっかり暑いし、ぼちぼち雨の日が増えてきてます。通勤途中は麦畑から稲田に変わり始めました。

麦秋や・・と悩んでいる暇もないほど、季節はコンスタントに流れていきます。無常。